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2011/05/12

震災の伝わらない現状

宮城県多賀城市に住んでいる友達と電話で話しをした。

震災当時、震災2~4週間後、そして今の状況を

 

テレビやラジオでは聞けないことを話してくれた。

現場には行かなくても、話の内容で状況が容易にわかることは

それだけ写実的なことだと、心から震えた。

地震直後に今まで生きてて聞いたことのないド号を耳にした時

「これはやばい!」と直感したらしい。

高台のホテルの駐車場に逃げるもがれきや流財によって

自衛隊の救命ボートが届かず、救難を待ったという。

また食糧を買うのに何時間も並び、並んだ先には一人5品までや

●●円分までの制限があったり、ガソリンスタンドでも

レギュラーが売れ切れたら、

 

仕方なくハイオクを入れることになったりと。

さらに今月になっても賃貸アパートメントに

 

入るのすら困難だったという。

家賃8万円以上ともなると高額物件となり、

入居をあきらめるはめになる人も大勢いるともいう。

仕事は震災前の会社でまた再開したのは

 

ラッキーな方だと、喜んでいた。

そして最後には『命だけあったのが、本当に良かったよ!』と

言った切実な言葉は何事にも代えがたい真実なんだと、

心の奥底まで届いた。電話を切った後に思ったのが

「仕事が激減したよ」なんて愚痴ってしまった上に

ただ、相手の話にうなずくことが

 

精いっぱいだったということ。

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